フランチャイズフランチャイズのいい点と危険

 コンビニエンスストアやケンタッキーフライドチキンやモスバーガーなどの外食産業の他にも、ダスキンやフィットネスクラブや学習塾など多くの業種がフランチャイズによる事業展開をしていることはよく知られています。フランチャイズはフランチャイザーと呼ばれる本部が事業のノウハウや商標やエリアの権利などを、フランチャイジーと呼ばれる加盟店がロイヤルティーを支払うことで与えるビジネスのスタイルです。

 

 フランチャイズの利点はフランチャイザーは直営とは違い出店に費用を掛けることなく、ロイヤルティーが入ってくるのでリスクが避けられます。またフランチャイジーにとってもビジネスのノウハウを教えてもらうことで、こちらもリスクが避けられます。さらに集客も本部でチラシや広告をしたりするので、開店当初やサービスを始めてすぐに収入を確保できます。

ほっかほっか亭とプレナスの裁判に判決

 ただフランチャイズにも問題がありこれまでにも事業として成功する可能性が低いことを知りながらフランチャイズ契約を締結したり、フランチャイザー側が架空の数字で収支表を作りフランチャイジーは見込んでいた収益が得られなかったなどのトラブルが起きています。そんなフランチャイズのトラブルなかでも長年に渡って裁判が繰り広げられていたのが、持ち帰り弁当の「ほっかほっか亭」とそのフランチャイジーだった「プレナス」です。

 

 2008年1月15日にプレナスがほっかほっか亭総本部とのフランチャイズ契約解約を発表したのですが、ほっかほっか亭の商標権は総本部ではなく株式会社ほっかほっか亭が持っていたためプレナスが同社を合併し商標権を取得したのが裁判の発端です。プレナスが総本部にほっかほっか亭の商標権使用料の、支払を求めたのですが総本部がこれを拒否したのです。ただこの裁判も2013年6月27日に東京高裁が、ほっかほっか亭総本部の主張を全面的に認める判決を言い渡しました。

 

利点が多いフランチャイズの制度

 この他に24時間経営のコンビニエンスストアなどでも、アルバイトを雇い入れると赤字になるため夫婦で交代で店を運営するしかなかったり、賞味期限切れの商品の問題などはマスコミなどでも報道されました。もしフランチャイジーになってビジネスを始める場合には、しっかりしたフランチャイザーと契約を行うべきです。

 

 その際もフランチャイジーの収支計画表の数字を、鵜呑みにして信じるのではなく必ずその裏づけを取るべきです。フランチャイズの仕組みは素晴らしい点も多いので、ビジネスのリスクを避けるためにもおすすめです。